■エンタメ|小室哲哉はなぜ引退するのか 音楽と不倫疑惑と引退の関係式

もう疲れた、それが小室氏の本音ではないか

不倫疑惑は、もうどうでもよくね

 90年代に日本の音楽界で一世を風靡した小室哲哉氏が、新年早々に不倫疑惑を報道されたあと開いた会見で引退を発表した。

 当初は、週刊文春にスクープされた不倫疑惑に関するなんらかの会見と思われたが、あにはからんや、なんと引退会見となってしまった。

 その会見の様子を端からみると、小室氏は、今回の不倫疑惑以前から音楽の第一線から退場する機会を伺っていた様子が見て取れた。不倫疑惑はそのいい機会だったのかもしれない。とにかく、とても疲れきった様子が印象的だった。

 不倫疑惑自体は、あくまで疑惑であり、事実である証拠はないに等しい。しかしそれを証明するのは、また難しいことである。小室氏は、疑惑を否定したので文春とはまっこう対立する姿勢を明らかにした。

 したがって、名誉毀損などで裁判することもありだったはずだ。時間は掛かるが、有名人であればそれもひとつの方法である。しかし、小室氏はそれはせずに、けじめという言葉を使って引退を表明した。

 想像するに、不倫疑惑がどうであろうとも、とにかくもう対処する元気がないということではないか。音楽もおなじく、ノルマに追われるようにして作詞、作曲、プロデュースすることに疲れてしまったのかもしれない。

 顧みれば、小室氏は、2000年代以降は、前向きではないお金の問題を抱えながら仕事をしていたはずだ。離婚の慰謝料7億円や、ソニーとの専属契約破棄に伴う10億円、そして香港に設立したレコード会社の負債が70億円ともいわれた。

 90年代には、100億円以上の資産があったようだが、それもすっかり使いきってしまったようだ。そのあげく2008年には、偽りの著作権譲渡の詐欺容疑で逮捕されてしまった。(当時、小室氏の音楽著作権は、すでにエイベックス、バーニング、ライジングなどの会社に譲渡されていた)

スーパー音楽プロデューサー・小室哲哉容疑者逮捕される
 ある男性投資家に「10億円で買い取らない?」。このニセの著作権譲渡話に乗った投資家は2006年、前払い金として5億円を支払った模様です。小室容疑者は当時、十数億円の借金を抱えていたとされる一方、楽曲の著作権使用料(印税)の収入は、約5千万円。このギャップに苦しみ、詐欺に手を染めた模様……。

 2000年代の小室氏は、上記したような背景を抱えてもはや音楽を創造するどころではなかった、と思われる。身から出た錆(さび)、自業自得といえば、それまでであるが、とにかくあまりにも環境が悪化しすぎていた。

 そのせいか知る由もないが、2000年代以降、小室氏の楽曲で大ヒットしたものはひとつも見当たらない。(個人的にはそう記憶しているがいかに)

 今回、小室氏は引退を発表したが、個人的にはアーティストに引退はないと思っている。引退を何度も表明し、そのたびに復活を繰り返す有名監督のように、アーティストという性(さが)は、けっして引退なんてできないのだ。

 小室氏には、この次に復活するときは、大ヒットなど気にせずに好きな楽曲を作ってほしいと切に願ってやみません。インディーズでもいいじゃないか。

 とにかく、アーティストは、死ぬまでアーティストであり続けるしかない。そのように思いますがいかに。なお、あくまで個人的な見解です。あしからず。

アーティストとは
 一般には各分野の専門家のことを指すほか、一つの表現手法に拘らず、様々な形態で作品を制作している人物について使われる場合が多い。例えば、絵だけで表現する人に対しては「画家」という肩書きが用いられる。

 一方、絵のほかに彫刻や建築デザインなど、複数のジャンルを手がけている人物に対しては「画家で彫刻家で建築デザイナー」などというよりも、簡潔に「芸術家」や「アーティスト」と表現されることがある。(ウィキペディアより)

専門家の例/美術家、著作家、映像作家、音楽家、舞踏家など。

 小室氏の場合、作詞という著作家、作曲・編曲・演奏という音楽家、さらにプロデュースもしており、アーティストという名に恥じない内容である。


引用:https://img.barks.jp/image/review/1000138937/tk.jpg

スーパー音楽プロデューサー小室哲哉の夢の跡


ロサンゼルスの豪邸
引用:http://earthjp.net/dt/img/m_0811040021.jpg

 小室氏は全盛期(94年〜97年頃)、globeのアルバム「globe(96年)」が当時のオリコン記録を更新する売り上げ400万枚以上を記録。安室奈美恵のアルバムも300万枚を超える大ヒットとなっていた。

 まさに「時代の寵児」、飛ぶ鳥を落とす勢いがあったと言っても過言ではない。

預金100億円から一転、70億円の借金地獄へ転落
 1990年代、「時代の寵児」小室哲哉がプロデュースした作品の総売り上げは、1.7億枚に上った。そして銀行預金はなんと100億円超となり、長者番付に2年連続ランクインした。巨万の富を築いた絶頂期には、アメリカ・ロサンゼルスの郊外に、だだっ広い約6000坪の豪邸を購入している。

 ロスへ飛ぶ際は、飛行機のファーストクラスをすべて貸し切り。2億円超のベンツやスポーツカーなど、高級外車も買いたい放題。豪華クルーザーもゲットと、セレブを極めた生活を送っていましたが、香港にレーコード会社を設立したあたりから、一気に流れが変わってしまった。

 100億円の資産を築くが、それもほんの束の間の夢の跡となってしまった。まるで嘘のような、絵に描いたような転落劇であった。

 しかし、それでも小室哲哉の残した数々の楽曲は、素晴らしいものがあり、時代の記憶にしっかりと残されたのは間違いない。

安室奈美恵 Chase the Chance

安室奈美恵 SWEET 19 BLUES

 しかしまー、芸能人や国会議員など有名人の不倫騒動がとまらない。不倫に関しては、男性と女性とで意見が多少相違するが、女性は夫や恋人などパートナーの不倫には実に厳しい意見が多いようだ。

不倫したら、国外追放!
 女優の仲里依紗(28)が22日、主演ドラマ「ホリデイラブ」の製作発表に出席。パートナーが不倫をした場合どうするか、と問われ、「一生会わないであろう国外に行って欲しい」と国外追放を希望した。

 また共演者の壇蜜(37)は、「パソコンの前に座らせて、捕食シーンとかグロ動画を見せますね。『命とはどういうものか、絆とはどういうものかよく見るんだよ』」と回答した。

 壇蜜さんは、なんとも怒りの方向性がユニークである。違うか。

冒頭動画:globe「DEPARTURES」

Ballada (安室奈美恵)
Ballada (特典ポスターなし)

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク