■社会|森本学園問題「事実は小説(作り話)より奇なり」とか、しかしその逆もまた然り

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コトは単純、かつ複雑怪奇なり

「事実は小説より奇なり。私が言っていることが真実であります」

 森本学園問題は、当事者の籠池理事長のキャラクターのせいもあって、どんどん複雑怪奇な泥沼の様相になってきている。

 偽証罪に問われる国会の証人喚問の場で籠池氏は次の様に言い放った。

「事実は小説より奇なり。私が言っていることが真実であります」と。しかし、それに反するかのようにウソが暴かれると、それにはしれっとすっとぼけて見せるという得体の知れない度胸の良さを垣間みせている。

 あきらかなウソといえるのが、寄付金集めに首相の名を利用していたことだ。籠池氏は、指摘を受けてすぐに首相の名を削除したというが、実際にはそのまま使い続けて寄付金を集めていたことがバレている。

 その行為は詐欺と同義だが、当の本人は詐欺ではないと言い放っている。では、いったい詐欺とはどういう行為なのか、と思わざるを得ないが。

 ここまでくると、もはや言ったもん勝ちの様相を示している。立証が困難なことをいいことに言いたい放題しているような気がして仕方がない。そして、それは問題の本質を逸らすことに成功している。いやはや。

 それにしても、籠池氏の神経が並でないのは確かなようだ。その実に堂々とした受け答えは、豊洲問題で招致された石原慎太郎氏とはだいぶ違っている。

 野党などは、偽証罪に問われるなかでの証言であるから、信憑性があるとしているが、上記したようにすでに一部のウソはバレている。それでも野党は、籠池氏と一蓮托生という危険に賭けているようだ。

 もし、この問題が籠池氏側に問題があったとして終わった場合、もっとも痛手を被るのは、野党のなかでも民進党であるのは間違いないだろう。なぜなら、この問題追及を政権追い落としの材料にと、積極的に関与しているからだ。

 この事案の発端は、財務省が国有地を森本学園に格安で売却していたことだった、そこに政治家などを通じた利益誘導があったかが問われていた。

 ところが、なぜか問題の本質はどこへやらで、首相夫人を絡めた100万円騒動ばかりが注目されて野党やマスコミは騒いでいる。問題の籠池理事長の証言が、ウソかマコトかが問われているが、それを立証する術がない。

 上記したように、もはや先に言ったもん勝ちの様相となり、謎と怪しさばかりが深まっている。それは、どんどん間口を広げて、さらには糸をこんがらせて、謎を解けない様にしているかのようだ。

 この事案に関係する人物、組織はどんどん拡がりを見せている。現在までに問題の森本学園を筆頭に、複数の政治家、財務省などの官僚、大阪府知事と関係者、そして首相夫人(間接的には首相)となっている。

 はたして落とし所がどこになるか、それが注目される。

外部関連記事:籠池氏 昭恵夫人への講演料10万円支払いを証言

魑魅魍魎と首相夫人


安倍昭恵Facebook

 安倍政権を擁護する訳ではないが、今回の事案はどこまでも当事者(森本学園)が一番怪しいのは間違いないと思われる。もし、ウソもつき通せば真実となるのであれば、もう日本の未来には希望が見えてこないだろう。

 それにしても不思議なのは、首相夫人が軽々しく(そう見えてしまう)講演を行ったり、依頼されれば名誉職に就くのはいかがなものか。首相夫人には、サポートをする官僚が付いているそうだが、それでこのザマとは一体なんだと思うしかない。

 本人は世の中の役に立ちたいという考えにあるらしいが。しかし首相夫人という肩書き、その政治的なポジションを利用しようと考える不遜な輩がいることも事実である。いい大人がそれを知らない訳はないと思うが、今回の事案でどうやら自分の立場をあまり理解していないことが判明した。

 首相夫人は、育ちがよく(たしか森永家だったか)、あまり苦労もしたことがないのではないか。そのせいもあり、基本的には性善説に則り人との交流を図っていたことが見受けられる。なにしろ、右から左まで付き合いがあるそうだ。

 安倍首相をヒトラーになぞらえた左陣営との交流にはびっくりである。なにを目的にしているか、不明であり、その真意が見えてこない。

 とにかく、森本学園問題は魑魅魍魎が起こしたものであり、それに一番巻き込みやすかったのが首相夫人という構図ではないかと想像できる。

 その軽々しい行いが、この事案の一定の要因となっていたのは間違いない。そして、ある意味では日本国民を不安に陥れさせた。この事案が首相夫人には、苦い良薬となったかもしれない。

冒頭写真引用:ウィキペディアよりhttps://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/1/12/Diet_of_Japan_Kokkai_2009.jpg/640px-Diet_of_Japan_Kokkai_2009.jpg

追記:
 安倍政権を支持している訳ではないが、今回の事案は単に利用されただけではないか、と想像している。なぜなら、あまりにも当事者が怪しすぎるからだ。さらにいえば、野党(民進党)が言う様に「証人喚問の場でウソをつくはずがない」とは、けっして言い切れないとも思われる。

 抱きつき心中という、言葉は悪いがそれと似たような戦法を当事者は行っているとも考えられる。この事案の経緯を端的にいえば、「手段を選ばない野心のある輩が、政治家などの名を勝手に語り、詐欺的に土地を搾取した」ことだ。

 問題が発覚したあとは、問題の根本をはぐらかし、複雑怪奇に見せることで、いわば自身の延命を図っている、と思われるがいかに。

 ともあれ、国有地が格安で売却されたのは事実であり、その根本の解明こそが待たれるが、現在の政治家にそれができるかどうかが問われている。また首相が直接関係はなくても、官僚の忖度があったのは否めないと思われる。

 以上、あくまで個人的な見解であるのは言うまでもありません。あしからず。

松井知事「首相は忖度あったと認めるべきだ」
松井氏は「森友学園の件は早期に終結させ、国会で日本の課題を解決する建設的な議論を進めてほしい」とした上で、「国民が一番わからない点に首相は答えていない。忖度は社会通念上あり、それをないと強弁するからメディアも取り上げる。忖度はあるが、違法な忖度はないとはっきり言うべきだ」と主張した。

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