■社会|エロの境界線は一体どこにあるか 海外アダルトサイトの摘発が続く

エロの海外経由は、アウトなのかセーフなのか

 海外配信の動画サイト「FC2ライブ」で無修正動画を配信したとして会社役員の女らが逮捕されたそうだ。

 つい最近も、カリビアンコムという海外アダルトサイトに、動画を配信していた会社が摘発されている。警察はこれまで海外経由のサイトを放置していたが、方針が変わったようだ。やはりオリンピックが近いせいかもしれない。

 FC2は、アメリカに本社があるとされるが、事業活動そのものは日本が主な場所となっている。しかし、その実態は闇に包まれている。FC2ライブとは、訊くところでは、ほとんどが素人関係のアダルト動画であり、しかも有料となっている。

 FC2は、無料ブログの運営でも有名だが、収益の上ではFC2ライブなどのアダルト動画関係が大半を占めている、といわれる。

 ちなみに、FC2の無料ブログでは以下のような広告が掲載されている。これではエロや詐欺とは関係ない真面目なブログでも、立ち所に興がさめるに違いない。

 とにかく、あまりに欲望に一直線すぎて引いてしまうが、ネットにはこのような怪しい、怪しい欲望を刺戟する広告が実に多くなっている。

FC2の広告例ーー

【現金発生中】クリックするだけで稼げる方法があった!!
年齢不問で誰にもバレずに30万円稼げる副業に参加♪
借金があるなら必見。副業で給料の3倍、確実に稼げます。
[PR] アイドルたちの私生活がVRでまる見え状態!!えっ!あの子のキスも!?
[PR] 待望のVRサイトがスタート!一緒に添寝トークするなら…まどか派 or みえ派 ⁉︎

 FC2とは、このようにある意味、実に欲望に忠実な姿勢にあるといえる。

 そのせいか、一部では絶大な人気となっているようだ。その証拠に以下の記事にあるように、今回逮捕された会社役員の女性たちは、たった1年半で約1億円を稼いでいたといわれる。やはりネットではエロに勝るコンテンツはないようだ。

 このようなエロ配信は、たいして投資も必要もないことから、きっと丸儲けに違いない、なにしろ会社役員自らが裸となり、体を投げ出しているからだ。実にコストパフォーマンスがいいといえる。

無修正動画を“FC2ライブ”に配信か、自らも出演
 インターネットの動画サイトでわいせつな動画を配信したとして、会社役員の女ら5人が逮捕されました。

 インターネット関連会社の代表取締役・岡田かおり容疑者(30)ら5人は去年、無修正のわいせつな動画を海外の動画サイト「FC2ライブ」などに配信した疑いが持たれています。

警視庁によりますと、岡田容疑者は自らも動画に出演していて、わいせつな行為を実況中継しながら客の要望に応えていたということです。

取り調べに対し、岡田容疑者は「お金がたくさん稼げるからやった」と容疑を認めています。警視庁は、岡田容疑者らがおととし8月からの1年半で約1億円を売り上げたとみて調べています。

 インターネットでお金を稼ぐには、アダルト(エロ)と詐欺が一番効率がいいようだ。また相性がいいのか、合体していることが度々見受けられる。

 典型的なのが、アダルト動画サイトのワンクリック詐欺である。クリックしたが最後、会員になりましたと多額の会費を請求してくる。または、ある日いきなり有料動画の視聴料を請求してくるものもある。

 いずれも無料であったはずが、料金を請求してくるところが共通している。無料はカモを釣るための餌であり、その先には罠が仕掛けられている。

 いわずもがなであるが、このような詐欺には無視が一番の有効策だ。間違っても、解約しようとして相手先に連絡を取るべからずである。連絡して個人情報などを教えてしまうのは、絶対に避けなければいけない。

 ちなみ、この手の詐欺では必ず訴えるぞ、といってくるのが定番となっている。しかし所詮は脅しであるから、安心して無視してください。ついでに警察に届けるという手もあるので、どんどん利用するといいと思います。

 当方も10数年前であるが、アダルトではないが、ある筋から内容証明が送られてきたことがある。裁判にかけるという脅しの文言がつらつらと書かれていた。しかし、よく見直すと押印もなく、本物の用紙に書かれた偽物だった。

 そして、逆に本物の内容証明を送り返してやった。法的に違法なことや警察含め、出るとこ出てもいいぞ、と。それ以後は、なんの連絡もしてこなくなった。脅しの文言でビビらせて金を取ろうという魂胆が透けて見えていた。

「合法的な無修正配信」の行方はいかに

 前述した、海外アダルトサイトであるカリビアンコムは、摘発された国内の動画制作会社と一体であるとして、警察の捜査が進んでいるようだ。カリビアン以外にも海外を経由した「合法的な無修正配信」を主張するサイトは数多くある。

 これまで、警察は積極的に海外配信サイトの摘発に乗り出すことはなかった。

 どうやら、「合法的な無修正配信」という主張が、通じなくなる日がそこまできているのかもしれない。はたしてどうなるか、それが待たれる。

無修正AV「カリビアンコム」で配信会社摘発 海外発の“合法主張”は通るのか
 またもアダルトビデオ(AV)業界に激震が走った。

 有名女優らも出演する大手無修正動画サイト「カリビアンコム」に、映像を提供していた制作会社が摘発されたのだ。米国内から発信していることを理由に、自ら「合法」を全面に押していたカリビアン。

 今回の事件で警察当局は、カリビアンを制作会社の「共犯」と認定。既にICPO(国際刑事警察機構)を通じ、米捜査当局に捜査協力を依頼している。果たして「合法的な無修正配信」の主張は成り立つのか-。 

 男性なら、会員にならずとも無修正配信の動画を見たことが、一度や二度はあるはずだ。いや、人によっては軽く百度を超えているかもしれないが。とにかく、そんな男性必見の動画サイトに、ついに司直の手が伸びようとしているようだ。

 これも、もしかしたらオリンピックのせいか、それともアメリカの差し金か(半社会勢力の資金源を絶つため)、重い腰を上げた警察の出方が注目される。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする