■世界|ターミネーターの登場まで、残された時間は少ない

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世界で兵器の無人化が進展していく

無人化の先にはターミネーターがある

 止まらない兵器の無人化、その先にあるのは言うまでもなくAIを搭載したターミネーター化であるのは間違いない。

 映画の世界が案外早くきそうな現実である。人類は、はたしてAIをコントロールできるか否や、それが問題となる日はすぐそこまできている。

 アメリカでは、無人攻撃機プレデターに続き、今度は軍艦の無人化に成功したそうである。この無人軍艦「シーハンター」は、近いうちに日本近海で試験が行われるとか。ちなみにアメリカ海軍は、無人潜水艦も開発中である。

 この無人軍艦には、攻撃能力がないそうだが、その気になればいつでも搭載可能なのはいうまでもないだろう。現在のところ、あくまで偵察、そして仮想敵国の潜水艦の追尾が主な役割だそうである。

 当然、それらの情報は遠く離れたアメリカ本国にリアルタイムで伝えられる。

 アメリカは、空と海の監視体制を無人化していこうとしている。それは、仮想敵国と思われる中国やロシアを意識したものであるのは間違いない。中国やロシアもおなじような無人化を進めていくだろう。

 そして、無人化した兵器同士のにらみ合いや追いかけっこがはじまる。その先には、いよいよAIを搭載したターミネーター化兵器の登場である。

 そこまでくると、もはや人間の出る幕はない。AI同士の戦いがはじまり、やがてAIを統合的に支配するAIの親玉が登場して、AI連合を組織するかもしれない。

 そうなると、いよいよ映画「ターミネーター」の世界が実現する。

 AIの親玉に乗っ取られた世界中のAI兵器は、人類を抹殺すべく攻撃を開始していく。当然のように人類は核攻撃をしようとするが、もはや手遅れ、核もAIに乗っ取られていた、という展開になる。

 そのとき、人類にヒーローは現れるか。スーパーマン、アイアンマン、またはマトリックスのキアヌか、よもや変態仮面はないと思われるがいかに。

ロボット兵器発達で戦争が無人化 モニターで自宅から参戦可能
ベトナム、アフガニスタン、イラク……これまで幾度もの地上戦で多くの若者を失ってきたアメリカ。現在行われている「イスラム国」との戦闘では、大規模な地上部隊を派遣しない代わりに、無人のロボット兵器が“成果”を挙げている。戦地から遠く離れた米本土から、モニター越しに行う戦争。21世紀の戦場を一変させたロボット兵器はどこまで進化するのか──。

 遂に人類は、最も危険な行為である“戦争”を代わりにさせる事を選んだ。無人機に武器を搭載したのだ。世界中がその対処に苦慮しているイスラム国(IS)。オバマ大統領は対ISで地上戦を行わないと公言しているが、攻撃を仕掛けていないわけではない。

米国対テロ戦争の主役に躍り出る「無人兵器」を軍学者が解説
危険(Dangerous)で汚く(Dirty)気鬱(Dull)な仕事なら、“人造人間”やロボットにさせた方がよいと、誰しも発想する。ロボットは死を恐れず、危険にもひるまない。上官の命令に反抗したり、待遇改善や賃上げを要求したりすることもない。今日みられるロボット兵器の普及は、むしろ遅すぎたであろう。

 兵器が無人化すると、その有効性を実証する場が必要となる。それは有効性を対外的に示すことで、抑止力とするためである。アメリカの無人機プレデターは、中東などですでに使われている。

 現在、潜水艦やドーローンを使った新しい兵器が作られている。それらも、やがてどこかの国で実証が試みられるに違いない。

 その候補地は、中東、そしてアフリカが有力視されている。ちなみに、前述した無人軍艦の実証の場は、太平洋になりそうである。

冒頭写真:アメリカ海軍の無人軍艦「シーハンター」

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